ひとりでテストをするので、首輪側を固定して狩猟者端末を持って車で移動する方法を取った。
いつもの梅の木にぶら下げた。重宝する木なのだ。
まず受信できなくなる位置まで走ってみる。
写真① |
すでにドッグナビをお使いの場合、2Km以上も飛んだという経験をお持ちの方もあると思う。これは地形による反射波効果と思われる。わが社のテストフィールドは写真の通り水田の中である。ここでは直接波しか使えないのでシビアな結果が出る。
同じような事例は海上でのハンディ機間の通信で顕著だ。お互いが見える距離でも通信ができないことがよくある。
この尾根を切り通す道がある。坂道を少し登ってサブ機(中継機)を設置した。
写真② サブ機 |
尾根を越して受信できなくなる位置まで走った。
写真③ |
中継機がないと絶対に受信できないはずの尾根の向こう側、2,529mまで受信できた。
倍以上になる。線路を越すと受信できなくなった。
中継波は1~2分程度の間隔で出るので?マークが出て位置表示できなくなっても少し待てばまた表示をする。このタイムラグに少しとまどった。
大まかな実験結果を上に書いた。赤破線エリアに加えて、緑破線エリアまで使用可能エリアが広がることが確認できた。緑エリアのほうが広いのは、中継機を林道を登った少し高い位置に置いたせいと思われる。
今回のテストは標準アンテナ使用で、受信は車内というドッグナビ側には最も過酷な状況で行った。外部アンテナを使ったり(メーカー指定のものを使わないと技適から外れるので注意が必要)、中継機の設置場所を選べばさらにエリア拡大が望めるだろう。
3 件のコメント:
早速、FURUNO製ドッグナビの中継機能のレポートをお送りいただきましてありがとうございました。
メーカー指定のアンテナ以外は、技適を外れるのが残念ですが、ロケーションの良い場所に設置すると、好成績が望めそうですね。
お小遣いが貯まったら、もう1台購入したいと思います。
貸出可能なデモ機がありますので、導入前にテストをしてください。出力が小さいので、いいロケーションの位置を探すことが先決かと思います。
了解しました。
スケジュールにゆとりが出来たら、是非、お願いします。
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