2018年7月12日木曜日

ダム管理者どもの言い分

今回の愛媛大水害を引き起こした野村ダムと鹿野川ダムの管理者たちが会見を開いていた。

その言い分がひどい。「適切であった」と言い切っている。なにが適切やねん!適切なら、なぜたくさんの被害者が出た。

流入するのと同じ水量を放出した、と奴らは言う。だから自然災害なのだと言いたいらしい。もっともらしい数字を並べている。

「避難指示を住民が聞かない」とまで言いやがる。

奴らが加害者であることは一目瞭然だがね。

ダムより上流の河川沿いでどこも氾濫していないじゃないか。

同じ流入量があるんだったら、ダム上流で下流と同じ災害が起こっているはずだ。


鹿野川ダムにしろ野村ダムにしろ、下流域がダムの大放水によって多大な壊滅的被害が発生したのは明白だ。

これを「操作は適切であった」などと言う会見で、反論もなにもしない県内のマスコミはまさにマスゴミだ。

会見をタレ流すだけのリンク先ローカル紙・愛媛新聞は「県庁の壁新聞」と呼ばれている。問題意識も批判精神もない。小学校の子供新聞でも、もっとマシな記事を書く。


ローカルTV局も同じようなスタンスだ。こんな明白な事実をもとに、なぜ国交省を追求できない。同じことを奴らはまたやる。現に鹿野川ダムは数年前に同じことをやっている。これを防ぐのがマスコミの使命だろうが。


南海放送・清家夕貴アナウンサーだけは、地元に密着した見事な報道をしてくれる。野村町からの被災者に寄り添った中継は見事だった。彼女に期待をしようと思う。









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