久しぶりに犬たちと山に行くことにしました。MOMOちゃん、うれしそうです。犬に表情はあるのです。
Qちゃんは道草を食っています。野菜が足りないのでしょうか。
いつも肉食だもんね。
匂いはあったのですが、1時間ほど追いかけてあきらめました。久しぶりなのでこんなものでしょう。
トラックで走っていると叔父貴から電話です。
「夏場のシカを食いたいと言ってたけど、いる?」
いただきますとも。夏場は草が豊富なので、草食のシカはたっぷりと食ってお肉にサシが入って美味しいのです。
わが町はやたらヒノキの植林ばかりでシカが生息していません。シカは珍しいのです。
叔父貴宅に行ったら、なんと今日だけで3頭も獲ってしまって、処分に困っているのでした。
解体が面倒なので、まるごと持ち帰れということです。えらいことになったなあ・・・
私、ロース肉あたりを少しだけいただく予定だったのです。タタキにして今夜の晩酌の肴です。
荷台にシカを積んで走っていると、病院にいる家人からメールです。母のバイタルレベルが悪化したようです。
脈拍、血圧などの数値を送ってきます。(枕元にある測定器の数値をみているだけです)
シカを積んだまま病院に行くわけにはいきませんがな。
あわててTさんに電話です。
「シカもらってくれません?」
「ありがと。でもオレいま新居浜にいるもんね」
夕方に帰宅するそうです。Tさんちの庭にシカを置くことにしました。でもこのままではいくらなんでもまずいです。内臓くらいは取り出しておく必要があります。
大急ぎでやりました。シカを逆さに吊って、エイヤッ!と内臓を出しました。水道水で洗って完了です。この間、5分です。やればできるのです。
実は多松さんに砥いでもらったナイフがあったので、こんなことが可能となりました。肋骨を一気に切ってしまうのです。凄まじい切れ味です。逆さに吊ったシカの腹部は簡単に切れますが、胸部は肋骨に覆われているのです。この骨を一発でザ・タマツナイフは切断するのです。
急いだので写真がないのが残念です。次回は必ず。
Tさんちの庭にシカを放り出して病院に駆けつけたら、夕方にはすっかり症状は回復していて、「お腹すいたぁ」と母は言うのです。私も昼飯食ってないのを思い出して、あわててラーメン屋に行ったのでありました。
2 件のコメント:
イノシシの肋骨や骨盤を切る時、因島や生口島では、岡恒の「太枝切鋏 岡恒 長柄剪定鋏ラッパー」を使っています。100㎏級のイノシシでも、スパッと切れてお勧めです。7.000円ぐらいです。
クレー射撃、山口国体優勝のKさまは、電動ナイフを使っていると教えていただきました。
私も電動なんとかは、すべて好きです。
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