私は無線機屋なので、この作業は外注に出すわけにはいきません。
いまでもずいぶん、このような移設作業依頼があるのですが、すべてお断りしているのです。でも自分のトラックはやらねばなりません。
若い頃なら30分もあればできた作業ですが、今日は悪戦苦闘して3時間もかかってしまいました。あー、疲れました。
モニター分離型無線機で、フレキシブルマイク仕様(一般的には横着マイク)という一番難易度が高いシステムですが、それにしてもねえ・・・
やたら時間がかかるのは準備不足です。そのつど工具の準備が必要なのです。現役時はすべての資材・工具が一式手元にあったのです。
今日なんてビニールテープすら手元になくて買いに行ったのです。話しになりません。
取引先の電気工事社のオヤジが来社して作業を見ています。見かねて、「手伝おうか」と言ってくれます。配線を通すのに苦戦していたのですが、彼は車体に穴を開けると簡単だと言うのです。確かにそうですが、無線機屋は穴は開けないのです。そのために同軸ケーブルや配線類は長めに設定されています。エンジンルームを経由したり、現行配線に沿わせたりします。雨漏れがないように、一度下げた位置から引きこみます。
電源はバッテリーからダイレクトに取ります。絶対にヒューズを入れます。これがなくてショートすると配線は簡単に燃え上がります。配線被覆はよく燃えるのです。(これホント!)
アンテナは移設が面倒なので、同軸ケーブルごと新品にしました。売るほどあるのです。
最近は狩猟で使う電子機器も多いのです。GPS関係やハンディ無線機です。これらもすべてトラック内で充電できるように完結させています。バッテリー直結で、ソーラーパネルから補助充電しているのです。
無線機移設と電源工事が終わったら、犬小屋と道具入れの移動です。トラックを並べて作業です。重いのです。両方とも、長く使っているのでボロボロです。せっかくのトラックが汚く見えてしまいます。Qちゃんが偉そうに荷台に乗って監督しています。
古いトラックにはゴミが残りました。それにしても大量のゴミが乗っているものです。
犬小屋はワイヤーで固定しています。ターンバックルで締めあげました。今年は電子レンジと発電機はどうしようかなあ。お弁当を温めるだけなので、積み込みはしばらく保留にしました。
S選手もやっと退院です。よかった、よかった。
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