個別撃破

未だスズメバチとの戦闘は続いています。

うまい作戦に気が付きました。夜、納戸の電灯を点けると網戸に止まるのです。そこにスプレーをかけてやると一発です。

昨夜、３匹退治しました。

残るは１匹です。家の周囲を怒りまくって飛び回っています。カンカンになっていますので要注意です。


映画だと、この残った1匹がメスで、オスをだまくらかして連合軍を結成して大逆転になります。そのさいの敗者はワタシです。それは困ります。

仔犬の鈴ちゃんはQちゃんが食べている食器に平気で顔を突っ込むのです。育った犬舎では相手は母犬ですから問題なかったのですが、いつもお腹がすいている我が家の犬は即効で怒るのです。

首を噛んで投げ飛ばされるのです。他の犬種では、怪我をさせるほど相手が犬でも噛むのがいますが、屋久島犬はそんなことはしません。威嚇するだけです。

「キャイン、キャイン」と鈴ちゃんは大げさに泣きわめきます。しかたがないのでリビングに入れてやるのです。

のんびりTVを見ている家人の足元に鈴ちゃんが行くと、

「ギャァー！！」

今度は家人が絶叫するのです。犬嫌いなのですが、いい歳してあんまりです。

私、人間があんなふうにヒステリックになるのをみると嫌悪感でいっぱいになります。映画で外人女性がよくやってますが、あのシーンだけでTVならチャンネル変えます。ヒステリックとテンションが高いのはカンニンです。静かな日々を過ごしたいのです。

自宅なのでチャンネル変えるわけにもいかず、鈴ちゃんと自分の部屋に避難するのです。これを理由に離婚して、犬好きのあのねえさんか、あっちのおねいちゃんか、まあ誰でもいいので犬好きの女性と再婚したいのですが、相手側にはK弁護士がついています。勝つ側にしか付かないあのKセンセです。

こうなったら最後の１匹のスズメバチに期待するしかありません。あのヒステリックばばぁの急所を一刺し、ヨロシコ！それまではウクライナと同じだ、休戦！

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