2017年6月21日水曜日

ノイズ対策

開発中電子装置の誤動作に悩んでいる。

工作室レベルでは完璧に動くが、現場にいくと誤動作する。うまく動くときもあるので問題が大きい。

こんな時は徹底的に問題を切り分けて原因を追究する。

工作室と現場での違いは電源だ。安定化電源とバッテリーの違い。これが原因であることは間違いない。でもDC電源としてはバッテリーのほうが一般的には質がいい電源なんだよね。

すべての回路を別電源にして動作させてみる。それを一個のバッテリーに順に集中して原因究明をする。

やっと分かった。スイッチング電源ICを持つ回路がすべての元凶だった。これが装置全域に恐ろしいほどのノイズを垂れ流して誤動作の原因になっている。この回路が不要な条件(満充電)のとき装置は正常動作をしていたわけだ。

これまで高性能で簡単と思い込んで、無邪気にこのICを多用してきた私はバカだ。ホントにアホだねえ。完璧な女性と思い込んでいたのが、実は諸悪の根源だったみたいなお話しだ。


対策方法を調べようとしてネット検索したら、どうやら普遍的な命題らしい。皆さん悩んでいらっしゃる。知らなかったのは私だけのようだ。対策を検討しよと思ったが、面倒なので別電源にすることにした。バッテリー2個仕様にする。これなら確実だがね。





松山の高名な某弁護士センセからお電話をいただいた。

ある痛風対策方法が効果的なのだそうだ。そういえばセンセも痛風で痛い目をなされていたなあ。

結論は「クエン酸」が有効とのことだった。薬局で売っているクエン酸を水溶液にして呑むといいらしい。

関西の弁護士サンが試してみて有効だったので教えていただいたとのこと。でもって、松山でも有効だったので西予市でもやってみろということだった。

法曹会風治療法はこうして南下する。明日はクエン酸を買いに行こう。













2 件のコメント:

Daisy さんのコメント...

大分のヨット乗りDrです。ちょっと感動しました。私もこの夏の学会に、長期臥床患者の尿路結石に対するクエン酸製剤の有効性という発表をするものですから。法曹界に先を越されていたとは。

M.Shirashiki さんのコメント...

やっぱり有効なんですねえ。

痛風患者が多い射撃業界でもいま話題になっています。

人気の記事