2017年6月16日金曜日

ピアノ移動

リビング中央にピアノが鎮座している。

教員だった家人の商売道具だが、孫たちが遊びで弾く程度だった。その孫たちも広島に引っ越しをしたのでまったく無用の長物。

家人の同業者たちは「ピアノ売ってちょーだい」の会社に依頼をして叩き売っているそうだ。でも中古ピアノは結構なニーズがあって(輸出も多いらしい)、販売店ではそこそこの値段が付けられている。処分はしないことにした。

でも必ず襲ってくる大地震のさい、ピアノの下敷きになるのは嫌だ。ずいぶん前から移動を計画していた。筋肉だけが自慢の長男が戻るのを待っても、私と二人では移動できそうもない。

ネットで調べると八幡浜のI運送さんが移動してくれるみたいだ。依頼をした。

今朝、専用のトラックに4名乗車でおいでくださった。母が住んでいた家屋の廊下に置くことにする。棟違いだがさすがにプロ、手際よく20分で移動完了した。見事なものだ。

片側をひょいと持ち上げて(これが一般人にはできない。250Kgあるから125Kg以上の背筋が必要)、下に2本のコロを敷く。あとは自由自在だ。庭の移動は油圧ゲート付きの専用トラックを使った。20分の大半は網戸の取り外しに手こずったものだ。費用も驚くほど安くしていただいて感謝・感激。


ピアノがあった位置には先日いただいたソファーを置いた。これも重い。


「ピアノの下敷きになるか、ソファーの下敷きかの違いじゃない」

家人はそう言うが、それでもソファーの下敷きのほうがマシだ。

ちなみに私は下敷ではなくて白敷だ。






0 件のコメント:

人気の記事