朝イチで地元駆除隊の隊長さんから電話があった。
「市役所にイノシシの駆除依頼が来た。アンタが近いから行ってくれ」
「暑いので涼しくなってからにしませんかぁ」
「一人暮らしの未亡人だから・・・」
最後まで聞かずに即答した。
「すぐ行きます!」
教えてもらったおうちは豪邸だった。「やまと尼寺精進日記」のご住職そっくりのおカアさまが出ておいでになった。
ここは尼寺か。
敷地全域を塀で囲んである。豪邸でありがちだな。山側は直立の擁壁になっていて、その上の畑に毎夜出るそうだ。今朝も庭に石が落とされていた。寝るときは門扉を閉めるので、もし擁壁側から庭に落ちたら出るところがない。そりゃあ恐ろしい。
畑とそこに出入りする通り道にくくり罠を仕掛けて、少しだけ安心させた。
ご近所さんからはアナグマの駆除依頼。
ブドウを狙って毎夜来るそうだ。昨夜も見つけたので石を投げたが当たらなかったそうだ。
「言っていただいたら空気銃持って行きますよ」
「午前2時だけどいいのか?」
それはカンニンしてください。
アナグマは動きが遅いので簡単に撃てる。昼間見かけたら連絡もらうようにした。
昼飯は冷麺。
久しぶりに罠を仕掛けたら疲れた。これで体力回復。
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