念のため朝飯前に昨日仕掛けた罠の見回りに行った。
擁壁上の罠にはハクビシンがかかっていた。木刀でボコったが、このケモノ、とにかく生命力が強い。
竹やぶの罠にもハクビシン。もう疲れ果てていたので銃を取りに帰った。朝飯食って再度現場に行って処分した。
トラックに積み込んでいるとなにやら大声が聞こえる。なにか対面の山で叫んでいる。急いでトラックで谷底に下った。対面の山からヨボヨボの爺さんが軽トラで下ってきた。
「この地区で銃を撃っていいのか!ケーサツに言ってやるので名前を言え」
カンカンに怒ってはる。確かに急峻な谷あいなので銃声が響くことは分かるが、安全を確保して撃ってますがな。限界集落で住民は3名なのだ。言い訳しても分かる相手じゃないので名前と住所を教えてあげた。
午後、サツからお電話。やっぱり抗議の電話があったそうだ。
それがなーんと、「花壇の花を軽トラで踏んだ」という抗議だった。一般的に花壇に軽トラは入らない。そう言われれば道端に花があったなあ。
たいそうなクレームなのでメンタル弱い方なら病むレベル。ま、当方なんらやましいことがないので無視できるが、詫びがないことが気に入らなかったようだ。
世間にこんなクレーマーはやたら存在する。自分の価値観を主張するだけで相手の弱みを突こうとする。うまく相手が困ると嬉しくなる。お詫び謝礼などもらったことが成功事例で残っているんだろうな。誰が詫びるか、こんなジジイに!
こんな苦労をして駆除してるんだからお手当もっと増やしてよ。
PEラインを結束するための道具を購入した。「ノットアシスト」と言うそうだ。
まだPEラインとリーダーの結び目が切れたことはないが、これを使うと漁師結びも簡単にできると思った。ボート上で漁師結びをするときラインの固定場所がないのでよく失敗する。
2 件のコメント:
「山猫通信」をチェックして頂き有難うございます。
以前から不思議に思っていたのですが、ハクビシンは高知のハンターの間では獣の中では断トツ、一番旨いと言われています。
友人が山の測量で雇っていた地元の猟師が、ハクビが出た途端「やってられるか!」と職場放棄したと言っておりました。
愛媛では食べないんでしょうか?
愛媛ではハクビシンは食べないですね。アナグマは一部の猟師さんたちが牛肉より美味い、と言ってます。
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