さっそくお弁当を準備して出撃したのです。
でも湾を出ると波が大きいのです。日本海海戦で我らが愛媛県出身の英雄、秋山参謀が軍艦マーチとともに出撃時に打電した、「天気晴朗なれど波高し」状態であります。
秋山参謀は情緒的にこの一文を加えたわけではなく、戦術・戦法を知らせるためであったと言われています。つまり海戦の第一段階で計画していた、小型船で行う水雷戦作戦は波が高いので行わない、視界がいいので主力艦隊による砲戦をやるという意味であったのです。作戦立案のメンバーが受信すれば確実に意味が理解できたのです。
短文で簡潔に伝達する見本文として、いまでも絶賛されているのであります。
では本日の三瓶沖海況状態を動画でどうぞ。
こんな状態では釣りにはなりません。
かくして本日の三瓶湾沖海戦は中止となって、お弁当だけ食べて帰宅したのでありました。
本日の、「天気晴朗なれど・・・」の意味は、
「今晩のメニューは、サゴシの刺し身予定であったが中止である。ついては疲れ果てているのでステーキなどの準備をされたし」
であります。しかし伝達は不調に終わり、今夜はコーンサラダと梅干しという不可解なメニューで惨敗した次第であります。
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