2015年3月4日水曜日

ビリ脱出作戦

5月3日に宇和島でヨットレースがあります。パールカップです。

ことしもエントリー予定です。


例年参加するのですが、どんどんと順位が落ちて、ついに昨年はブービーだったのです。このままだったら今年はビリです。

これではいけません。ビリはいけません。せめてブービーです。


目標達成のためには目標が必要です。今回の目標は、「打倒・志高」と決めました。「志高」は積年のライバル艇です。いつも仲のよいご夫婦ですが、ヨットレースのときはなぜか喧嘩をなさいます。

なぜ知っているかと言いますと、いつも近くを走っているからです。ヨットレースはエンジンを使いませんので、近くのヨットの声はそれはよく聞こえます。


昨年は志高を含む4艇でビリを争ったのです。ゴール前で負けました。トホホ・・・だったのです。


「志高」に勝つために特訓をしようという計画もあったのですが、そこは姑息なワタクシです。努力とか訓練なんて用語は嫌いです。


楽して勝つことを考えました。ヨットをスポーティなものに買い換えればいいのでしょうが、いまのYAMAHA WS(ウッディサルーン)28フィートは大のお気に入りなのです。



そこで今年はペラを交換することにしたのです。元々はフォールディングペラが付いていたのですが、後進能力に難があって、3枚巨大固定ペラに交換したのが運の尽きでした。やはり固定ペラの抵抗は大きく、ブービーになったのです。(腕のことは置いとく)


これを今回はフェザリングペラに交換します。


可変ピッチです。バックも効きます。エンジンを停止すれば、写真中央のような形状になって抵抗になりません。


いいことずくめですが、お値段がぁ・・・・ 本体価格だけで、尻尾30本弱もかかるのです。輸入品です。円安です。でも「打倒・志高」のためです。導入を決意しました。


ヨットのことは池川ヨット工房さんにお願いするに限ります。

フェザリングペラの代理店もされています。さっそく注文を入れたのです。


このペラを取り付けるにはシャフト加工が必要だそうです。一般のヨットはエンジンからシャフトを切り離せば後ろに引き抜けます。でも我が艇はスケグがあるので後ろに抜くことができません。前に抜くにはエンジンを取り外す必要があります。え、えー!!


この工事はマリーナに依頼をしました。いやはや、「打倒・志高」のためにいくら経費がかかるのでしょう。考えたら気が遠くなります。


これで負けたらどーしましょう。志高の奥様、お手柔らかにお願いします。



ヨットレースのトップ争いも面白いのですが、ビリ集団にもこうした熾烈で過酷な争いがあるのですよ。






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2 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

もしも負けるようなことがあれば、次はセールを変えれば大丈夫です。

たぶん。

ケース家 さんのコメント...

それで負けたら船を買い替えましょう。
絶対勝てます。




たぶん。

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