2015年3月31日火曜日

コンクリート舗装

事務所を新しくしたのですが、庭は半分が土なのです。残る半分は肱川の砂利を敷き詰めています。これがいいのですが今や採掘禁止なのです。

雨の日はフロアが土だらけになります。このさい土の部分だけでもコンクリート舗装をしようと思いつきました。



知り合いの左官さんに来てもらって見積もりです。

当方は軽い気持ちです。土の上にコンクリート流し込むだけでいいと思っていました。


でも左官さんは水準器など持ち込んで計測なさっています。巻き尺で寸法などもとってらっしゃいます。二日がかりです。


さすがに心配になって、

「概算でどの程度かかりますの?」

「うーん、概算といわれてもねえ。コンクリート代だけで20万円以上はかかるんでねぇ・・・工事費を安く見積もっても、左官3人で準備に何日かかるかなあ・・・車が通るんで10cmは必要だしねえ。40万円以下ではできないねえ」

「キャン!」


いやはや、本当にキャンと言いましたぜ。庭にコンクリート流すだけです。




その翌日、私の叔父が来たのです。彼岸見舞いです。土木系の仕事をしています。この話しをしたら、庭を眺めて暗算していました。

「40万円なら安い!すぐに発注しろ」

概略、100㎡あります。厚さ10cmの生コンを打ったら10㎥必要です。1✕2mの金網だって50枚は必要です。

水準器で測っていたのは水の流れを計算するためだそうです。なーるほど。

極めつけは、この10㎥のコンクリートを1発で打つ必要があるのだそうです。一日おきに順番にというわけにはいかなくて、それが左官さんの技術なのだそうです。



言われてみれば納得ですが、すぐに発注しろと言っても、先立つものが・・・なにせ今月はペラを取り付けています。





会社で予算の話しをしたら、

「床掃除をしたら済むことですから工事はやめましょう」

断定されちゃいました。


やさしい女性社員さんたちなのです。









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