2016年10月10日月曜日

イノシシ捕獲

改良型電動くくりワナの成果。








朝、ご近所のオジさんからお電話。

「イノシシがかかっとるぞぉ」

私がくくりワナを仕掛けているのは一箇所だけ。地区の共有林にイノシシが出るので退治をしてくれと言われている。

現場に行ってみると小型イノシシだった。改良型電動くくりワナにかかっていた。台風明けに試作時のプロトタイプを2基セットしていた。


このワナは踏み板を踏むと電気的に弾くようになっている。スプリングは上から下に向かって引いてあるので、必然的にワイヤーは上に向かって足をくくる。


古来からの猟方は立木を押し曲げてワイヤーをセットして、チンチロと称するトリガーシステムで弾くものが最もよく獲れるとされてきた。ところが、この方法だと獲物を吊り上げてしまい、狩猟禁止獣などがかかった場合の対処に問題があるという理由で禁止をされてしまった。トラばさみも同じだが、獲れ過ぎるとこうして行政はバカな規制をする。結果として多大な補助金を出すはめになっている。


当社製電動くくりワナは、立木を押し曲げるかわりにスプリングを使い、チンチロのかわりに防水スイッチをセットした踏み板を置く。かかった獲物の重みでワイヤーはスプリングから外れるようにしたものだ。



これまでも一部のベテランワナ師から好評を得て大成果をあげてきたが、あまりに価格が高過ぎた。今期は製法を簡素化して価格を下げ、問題点が多かった踏み板部分を完全防水化することで改良を図ったのだ。


獲れることは分かっていたが、こうして改良型でもちゃんと獲れることが立証できるとうれしい。






それにしてもFUJIFILM製カメラの動画はひどいなあ・・・











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