「屋外用 人感センサー付き防犯無線装置」って長いタイトルです。前からずっとエージングテストをしていたのですが、もうキリがないので販売開始することにしました。
バッテリー電圧を計ってみたのですが、その消耗度から最低でも三ヶ月は持つと確信できたのです。(理論値は1年程度ですが、ホラはいけません。確実なところを書くのです)
販売サイトはこちらです。
屋外での防犯用に使えるのではないでしょうか。半径2Kmはカバーします。(これは凄いことなのです)
でもよく考えたら、ワナ用発信器もこのセンサー付きのほうがいいかもしれません。
空ハジキの時に行く必要がありませんもんねえ。8m前から120度程度をカバーしますので、ワイヤーの固定場所付近に向けておけばいいですよね。箱ワナなら完璧です。
問題は価格です。センサー回路をもっと安くしないと無理です。
「おしゃべり回路」はもっと高いのです。
なんとか安くて確実な方法を考えねば。
会社の製品の宣伝ばかりしていたら嫌われてしまいそうなので、またまたいま読んでいる本のことです。
大人の流儀3
「別れる力」 伊集院静著 講談社
です。
この方、かの夏目雅子さまの夫でした。
いまの奥様は篠ひろ子さまですから、日本の男性にとっては敵みたいな男です。
でも著作を読むと、やっぱりいい女はこういう男に惚れるんだなあ、と納得せざるを得ません。
以下、作品より抜粋
人間というものは哀しいかな、辛酸を味わう時に真の姿が見えることが多い。
それはたとえば長く連れ添った夫婦のどちらかが病魔に襲われ、それまで忙しく立ち働いていた二人にめぐってきた静かでゆったりとした時間の中で見つめるものであったりする。
私にも若い時に、これに似た経験があり、
ーーこんなふうになってからでないと、それに気づかないとはつくづく自分はダメな男だな・・・・
とその時は思ったが、同時にそれをまるで知らずに人生を終えるより、少なくとも気付かされてよかったと思った。
とろがそれに気付いた時には二人に残された時間が短か過ぎたりする。
人間の生きる時間というのはそういうものなのだろう。
丈夫でいたり、災いがない時は、それに気付かないのが人間というもので、それに気付くと、出世や、名誉や、まして金などたいしたものではないことがわかる。
奇妙なもので、あの人を見ると安堵すると感じる人は不思議と切ないことや苦しいことを経験している人が多い。
世の中にはそうした経験をした人が意外と大勢いるものだ。
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