2012年12月13日木曜日

犬の里親募集記事

ハンターのブログを読んでいたら、「犬の里親募集記事が新聞に載っていたので連絡をしたら、猟師には犬はあげないと断られた」とありました。

なんとも理不尽なお話しです。犬は基本的にすべて猟犬ですから、ただでさえ少ない猟師がもらってくれる幸運をわざわざ拒否するバカ飼い主がいるとは信じられないお話しです。


犬をいちばん大事にするのは猟師です。なぜなら生死を共にする仲間だからです。



狭いケージに閉じ込めて、お散歩はリード付きで、「お手」やら「ごろん」をやらされてボールを咥えるだけの生活の犬は気の毒でなりません。


犬をノーリードで山を走らせてやったらどんなに喜んで全力疾走するのか、どんなに速く走るのか、たいていの方は知りません。犬たちは体力があり余っているのです。リード付きで人間と一緒のお散歩など意味がありません。


猟犬はこれができます。山野を自由に駆け巡ることができるのです。しかも獲物を追いかけることができます。こんな犬の幸せを拒否するような連中は犬を飼う資格はありません。



愛玩犬の代表みたいなダックスフントでも猟犬として飼えば山中を見事な速さで駆け巡ります。

イトイ先生ちのブイヨンちゃんに代表されるジャックラッセルテリアなどは強烈な猟欲で、イノシシを何日でも追いかけるのです。


ことに洋犬は猟犬として徹底的に目的別に改良されています。決してペットとして改良されているわけではないのです。その本能をたいていの飼い主は知りません。もったいないことです。



もちろん猟犬として山に行けば怪我もするし、逆襲されて死亡するときもあります。でも犬は獲物を追うのが本能なのです。闘うことがお仕事なのです。


もし猟師が仔犬を欲しいといってきたら、その幸運のチャンスをぜひ仔犬に与えて欲しいものです。犬にとっての最大の幸せなのです。これ絶対にホント!






1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

そのとうりです。可愛い可愛い、良い子良い子が犬の幸せでは無いと思います。猟系の犬は猟に使われて幸せなんだと思います。

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