もうすっかり忘れていました。
国家公務員さん達は、のんびりとお仕事をなさるものです。
300g以下のウラン鉱石を取り締まる法律はない、と担当官庁の文科省が断定するのですからさっさと承認をすればいいのに、わざわざそれを書類化させたので時間がかかったそうです。
書類化となると文科省はあの大臣ですから、それは時間がかかります。結局、一ヶ月ちかくもかかったことになります。
公務員も大臣もこんなにのんびりお仕事して、高額の給料をもらえるのですからいいですねえ。
今回、我が社が輸入したウラン鉱石はこんな形状です。
安全のために金属容器に入っています。
ラベルに、「テストピース」と書いてくれれば通関になんの問題もなかったのですが、「Uranium ore」と書いてあるのでこんなことになりました。「ウラン鉱石」と訳すことになります。
こうなると規制対象になるのです。
「原子力関連貨物の輸入申請手続 2の2号承認手続き」
といって四国では四国電力しかやらない輸入申請作業を私がやるハメになってしまいました。
でもこの商品、これ以後、日本には入ってこないと思います。
理由はあまりの手続きの煩雑さです。今回承認がおりたのだからいいじゃないかと思われるかもしれませんが、通関業者はそう判断しません。業務が大いに混乱したのです。時間やコストがかかってしかたがありません。
そんな荷物はブラックリストにして受付ないほうがいいに決まっています。
現に郵便局系のEMSでは受け付けてくれなかったのです。
そこで何も知らない某社に依頼をしたのが本音です。今回、無事承認になりましたが、この会社もこれでブラックリストに入れることは確定です。
こうして我が社はきわめて貴重なプラチナ鉱石をn十個入手したのです。
来週には値上げしよーっと。
ところで、こんな事件が先月ありました。無許可で放射性物質を販売したという罪です。本当にこれが罪に問えるのでしょうか。
その後どうなっかた知りたいものですが、我が社はこの大臣サマのペーパーがあるので大丈夫です。ワッハハ・・・
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