2012年11月17日土曜日

今日の仔犬

仔犬がやってきたと聞くや、宇和島から孫たちがやってきて、今日は一日中一緒に遊んでいます。

仔犬のときにこうして子供と遊ぶことは猟犬では必須です。子供を絶対に咬まないためにもこうして自分の仲間と知ることが事故をなくします。猟犬は凶器ですのでこうした訓練が必要です。孫がいない間、我が家では近所の子供を呼んで遊んでもらっていたものです。

ご飯をあげたり、ミルクを飲ませたり抱っこしたりと大騒ぎです。さすがにまだ生後二ヶ月ですので庭で駆けっこはできません。

段ボールで犬のおうちも作っていました。


表札には「ぺろのいえ」と書いてあります。名前はぺろと勝手に付けたようですが、もちろんこれは今日だけの仮称です。ペロペロと指を舐めるのでこう付けたそうです。


猟犬は大声で呼ぶことが多いのでそれなりの名前を付けていないと恥ずかしい思いをすることがあります。


明日には飼い主さんのところに行くのです。名前は新しい飼い主さんが付けます。

おばあちゃんや孫たちも含めて、たくさんの飼い主希望者がありましたが、結局、サトちゃん選手が飼うことになりました。サトちゃん選手だけがお散歩隊で犬を持っていません。チコちゃんの飼い主は狩猟免許を返上したので、今回は我慢してもらうことになりました。この犬は猟犬なので山に行ってもらわないといけません。


猟でガンガン使って、いい仕事を覚えてから我が家のQちゃんを種犬にして種の保存を図る計画です。

メス犬として怪我がないように飼っていればいいという意見もありますが、私は実戦で身につけたことは必ず次の世代に引き継がれると確信しています。体験・経験もDNAで後世に引き継がれるはずです。

何もしなかった犬は引き継ぐものがないのです。毛の色や体型を引き継いでも何の意味もありません。獲物を追う本能を研ぎ澄まさねばなりません。

猟師がいい仕事をする犬を捜すのは、このことを体験的に分かっているからに他なりません。



ブリーダー屋さんから買った犬にいい猟犬がいないのはこのせいです。一生をケージや室内で過ごして一度も獲物を見たことも、追いかけたこともない犬からいい猟犬が生まれるはずがないと思っています。







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