銃の所持許可を取った当初は嬉しくて、早朝から起きだして出かけたものでしたが、いまや駆除があるので年中猟期みたいなものです。なんの感慨もありません。もちろん山に行く事もありません。
それよりか、罠の名札を書き換える必要があるので面倒だなあと思うくらいです。罠には氏名・連絡先・許可番号などを明記する必要があるのです。私はパソコンで作成・プリントアウト後、ラミネート加工して取り付けています。
それが終わったら、電磁式くくり罠の夜間専用動作回路の組立です。
この回路、私の体内には遺伝子レベルで組み込んであるんですけどね。
いまの季節なら、日没後20分くらいで動作するように調整しています。可変ボリュームを付けて感度調整可能にしました。
最初のロットより小型化できました。もっと小さなケースに入れることもできますが、こんな製品はあまり小さくしないほうがいいようです。お使いになる方に高齢者さまが多いようだからです。
スケルトンにしたのは光センサーを稼働させる必要があるからです。その部分だけ穴を開けて出すと、防水加工箇所が増えてしまいます。配線部分はシリコン接着剤でシールしました。
なにせ完成したばかりなので、どのくらいバッテリーが持つか分かりません。目標は三ヶ月です。そんな理由で初期ロット分は罠を買っていただいた方に、希望があれば無料で添付することにしました。
いろいろな条件で使っていただいて、電池容量などを決めようと思っています。いまは単4電池を使っています。でも単3電池を使うほうが容量的にも価格でも圧倒的に有利ですね。次回ロットからは単3に変更します。
次回ロットのため、この回路で使っているICを発注したら、在庫10個と言われて焦りました。入荷予定ないそうです。古い型式なので製造中止みたいです。
「同等品でいいです」と言うのですが、例によって、「何が同等品なのか分かりませーん」とのことです。電子部品屋さんもたいしたことないですね。
こんな時、ネット検索は力を発揮します。型式が確定している製品は簡単です。さっそく日本橋で在庫を持ってるところを発見しました。在庫、n百個全部買いました。ICなんて安いものですから全部買っても数万円です。新しい規格でまた一から定数設定するのが嫌なのです。
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