症状を説明すると、受付嬢は、
「インフルエンザですかねえ」
と言います。そんなこと分かりませんがな。
2時間待たされてやっとインフルエンザかどうかの検査です。なぜかこの検査だけ救急外来です。
ベテランナースが、
「痛いですよぉ」
と綿棒を持ってきました冗談だろうと思ってました。
「痛くしたら泣くからね」
本当に泣きました。鼻の奥の粘膜をグリグリされては誰だって泣きますわなあ。
待合室でさらに1時間待ちます。
隣席のご婦人の容態がかなり悪いようです。娘さんとご主人と思えるふたりが付き添っていますが、もう息も絶え絶えです。
看護婦さんに、「早くしてくれ。このままだったら待合室で死ぬ」とまでご主人がおっしゃるのに、「順番をお待ちください」と答えるのです。
この患者さんも私と同じ頃に来たはずです。もう3時間もこうして待たされたのではたまりません。
私の順番が来ました。
診察室を開けて、
「オレよりあの人のほうが重症なのは誰がみても分かるだろう。あちらを先に診ろ!」
と怒鳴りつけてやりました。本当は大声で怒鳴るつもりが、今日は元気が出ないので小さな声になったのです。でも私は顔が怖いので、真顔でこんなことを言うと結構迫力あるのですよ。
年末に孫たちが撮った写真を見て、「ピースサインしてる。可愛い」などと言ってるオバさまがいらっしゃいましたが、「お爺ちゃんはオニじゃけん」と広島弁で言ってる写真なのです。
ご婦人はかなり重症だったようです。診察の結果、車椅子で検査に回りました。その後の治療は中堅医がやることになったようです。「結局、オレに回してきたよ」白衣を着ながら処置室に急ぐドクターでした。3時間もこんな状態だったので院内では話題だったのかも。
本当にふざけた病院です。ま、研修医なので、そのあたりの機微がわかんないんのよね。貴重な研修医なので病院も文句を言いにくいかもしれませんが、待合室で死なれては困るはずです。だたでさえ、「生きて出られぬ**病院」と言われているのですから。
私は単なる風邪だそうです。インフルエンザではありませんでした。でもこの研修医の見立てですので本当はもっと重症かもしれません。
念のため皆さん、私には優しくしましょうね。
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