2015年12月18日金曜日

いつも外すわけではない

いい型のイノシシです。

約50kgです。ネックショットをやりましたぜ。



たまにはウィークデーのヒマな時にお散歩に行くことにしたのです。ヨットで飯食ったあとです。



MOMOちゃんとふたりで出猟です。このところQちゃんは自宅で鈴ちゃんの子守をしてもらっています。理由は、獣医さんから、

「もう10歳を過ぎたんだからイノシシと格闘したら致命傷を受けると思うよ」

アドバイスがあったのです。確かに格闘するたびに受傷します。




MOMOちゃんだけの単犬引きならイノシシと出会っても格闘になりません。逃げるか、吠え止めするかです。(この場合、逃げるのはMOMOちゃんです。相手が大型のときです)



今日の獲物はオスです。MOMOちゃんの3倍ほども体格があります。逃げません。それどころか襲いかかってきます。MOMOちゃん、それでもしつこく吠えて私に居場所を教えてくれます。ヒーヒー言いながら銃を手に現場に急ぎます。


格闘現場に着きました。相手はシダの中です。シダに向かってMOMOちゃんが吠え立てます。

「うるさぁーい」

といった感じで時々、イノシシがシダから飛び出してMOMOちゃんに襲いかかるのです。長追いはしません。すぐにシダに戻ります。

戻るときはゆっくりです。相手を追い払って満足しています。


でもね、この油断が大敵なのです。

MOMOちゃんのとうちゃんが首筋狙って12Gスラッグ弾を撃ちこむのです。



大きな牙のオスイノシシでした。Qちゃんがいたら肉弾戦になって受傷間違いなしです。連れて来なくてよかったぁと思うのです。


やっと私のテッポも当たることが証明できました。






犬1頭と猟師ひとりでやる猟を、「一銃一狛」といいます。私がめざしている狩猟スタイルです。

祖父は1頭の犬と自作装弾と食料(餅)を手に何日も山中に泊まりこんで熊を撃ったそうです。小さなころ、祖父が熊を獲ったことが新聞記事になったことを記憶しています。


その血を引いたのか私も外泊は得意です。でも残念なことに当地方で熊は絶滅しています。(クマみたいなおねいちゃんは増殖中です)


MOMOちゃんとふたりで、これからはこの猟方を確立していきたいと思っている今日このごろです。












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2 件のコメント:

因島のトラ さんのコメント...

やりましたね。
おめでとうございました。

ワナも良いのですが、単独銃猟でイノシシが獲れると最高の気分ですね。
鈴ちゃんの成長を楽しみにしています。

外泊時には、クマに食べられないように、お祈りしております。

M.Shirashiki さんのコメント...

ありがとうございます。なんでしたら2,3頭のクマ、派遣しましょうか?

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